【一分雑学】レイバン(Ray-Ban)というブランドを手短に解説します

アメリカ発祥のアイウェアブランド「Ray-Ban(レイバン)」は、世界中で広く知られています。

サングラスの代表的なモデルをいくつも発表し、スタンダードをつくり出したブランドといって差し支えないと思います。

古くは、終戦後、厚木基地に降り立ったときのダグラス・マッカーサーがつけていたり(アビエイターというモデル)、最近だと木村拓哉さんが日曜ドラマでつけて人気になったり(ウェイファーラーというモデル)と時代を超えて愛されています。

そんなレイバンというブランドを手短に説明します。

Ray-Ban(レイバン)の成り立ち

1923年に光学機器メーカー「ボシュロム社」がアメリカ軍から依頼され、パイロット用サングラスの開発を手掛ける。

・6年の歳月をかけて「AVIATOR(アビエーター)」というサングラスが誕生

1937年にアメリカ陸軍航空隊の委託で「光線を遮断する(Ray-Ban)」という意味のブランド名がつけられる

 

Ray-Ban(レイバン)の歴史、沿革

1937年:『アビエーター:AVIATOR』が誕生し、一般の人々にも人気となる

1952年:『ウェイファーラー:Wayfarer』(ファッションを目的とした最初のモデル)が誕生。

1970年代:ライバルブランドの出現とファッショントレンドの逆風に苦戦

1986年:『クラブマスター』が登場し、レイバン人気が復活

1999年:業績悪化に伴い、ルクソティカにより買収される

2003年:メガネフレームの販売が開始

2007年:オリジナルウェイファーラーが復活

2009年:クラブマスターが復刻

Ray-Banが世界的に知られる理由

元々は軍で使用されていたというだけあって耐久性、遮光性に優れていることが挙げられますが、大きな理由として有名人が愛用したことが挙げられると思います。

政治家のジョン・F・ケネディ、黒人解放運動指導者のマルコムX、俳優のジェームス・ディーンオードリー・ヘップバーントム・クルーズ、歌手のボブ・ディランマドンナなどが愛用し、アメリカンカルチャーと共に定着しました。

 

Ray-Ban(レイバン)の代表的なモデル

WAYFARER(ウェイファーラー): 正にRay-Banを象徴するフレームで、半世紀以上も世界中で愛用されています。

AVIATOR(アビエーター): アメリカ軍のパイロットたちのために作られたクラシックなサングラスで、視野を広くカバーしつつ日差しを和らげます。

CLUBMASTER(クラブマスター): 眉のようなフォルムが特徴で、知的な大人の雰囲気を演出します。

 

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