【一分雑学】舞妓と芸者の違いとは?
京都に行くと、たまに見かけるのがキレイな着物に身を包んだ舞妓さんですが、街中にいるのはほとんど観光客の方々が舞妓さんスタイルに着替えたものです。
本物の舞妓さんは昼間に花街以外を出歩くことは少ないため、地元の人でも花街以外で本物を見ることは少ないと言います。
ところで、この舞妓さんと同じく、宴会の席にいる女性に『芸者』さんと呼ばれる人たちがいますが、両者の違いって一体何なのでしょう?
舞妓と芸者の違いって?
結論から言うと、
・芸者(げいしゃ)・・・日本舞踊を踊ったり、三味線を奏でる芸能者
・舞妓(まいこ)・・・芸者の見習い
の違いがあります。
以下、少し説明を加えます。
芸者(げいしゃ)とは
- 一般的には京都や東京などで活躍する高度な芸能者を指す
- 音楽、舞踊、会話など多岐にわたる芸能を総合的に身につけている
- 独特の文化と伝統を持ち、客を接待し楽しませることが主な役割
- 舞妓と異なり、年齢層は幅広い
舞妓(まいこ)とは
- 京都や大阪などの一部の地域で見られる伝統的な芸能の継承者
- 現在では中学卒業から20歳までの見習い芸者のことを舞妓と呼ぶ
- 主に舞踊を披露することが仕事。修業を積んで、舞踊や日本舞踊を専門とする
- 髪型や着物の装いなどに特徴があり、伝統的な衣装を身につけている
- 若い娘が多く、舞妓としての修業期間を経て、20歳になると芸妓と呼ばれる
要するに、舞妓は舞踊を中心とした伝統的な芸能を専門とする若い女性であり、芸者は広範な芸能を総合的に扱う高度な芸術家ということです。
関東に舞妓はいない
ちなみに、関東には『舞妓』はおらず、似たような人たちを『半玉』(はんぎょく)と呼びます。
かつて、『玉代』(ぎょくだい)が一人前の芸者だったことから、その半分であったことに由来します。