【一分雑学】クリケットについて大雑把に説明

野球の原型とされるクリケットというスポーツは世界で3億人の競技人口がいて、サッカーに次ぐ第二位の多さだそうです。

2028年のロサンゼルス五輪で128年ぶりに正式競技として開催されることが決まったクリケットのさわりだけでも知っておいてください。

クリケットの起源と歴史

・クリケットは元々イギリスの羊飼いが息抜きのために行っていた遊びが起源と

・羊飼いが棒状のスティックで投げ込まれる石を打ち返して味方のゲートに入るのを防ぐものだった

・17世紀以降、イギリスの領土拡大に伴い、クリケットは世界中に広まった

・現在でもインドオーストラリア南アフリカなどで人気

 

クリケットの名前の由来

「クリケット」の名前の由来には大きく分けて2つの説があります。

① コオロギの鳴き声が基になっているという説。

コオロギの鳴き声は英語で「chrip」で、バットでボールを打つ音がこれに似ているため。

② 各地の棒切れや松葉杖を表す言葉が元になっているという説。

これらの言葉と、棒でボールを打つ競技の特徴を組み合わせて「クリケット」と呼ばれるようになったとされています。

 

ルールを手短に紹介

・通常1チーム11人で構成され、先攻と後攻をコイントスで決め

・守備側のチームはボウラー(投手)1名、ウィケットキーパー(捕手)1名、フィールダー(野手)9名で構成

・攻撃側のチームは1番から11番までの打順を決め、バッツマン(打者)がボウラーのボールを打つ役割を担う

・フィールド上の打者はバッツマンと呼ばれ、ボウラーのボールを打つ選手をストライカー、その反対側でランナーとなる選手をノンストライカーと呼ぶ

・打席に立った選手はアウトになるまで「イン」のままであり、試合はオーバー数によって制限

・ボールが競技境界を越えた場合を除き、2人のバッターがウィケット(ピッチの両端にある3柱門)間を走って往復し、ラン(得点)を獲得する

文字だとわかりにくいので、実際に映像を観た方がわかりやすいかも、です。

 

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ルールの変化

クリケットのルールは1835年に制定され、世界最古のスポーツクラブである「マリラボーン・クリケット・クラブ」が整備しました。

その後、ルール改定はたったの4回で、他のスポーツに比べて整備が早かったです。

 

日本でのクリケット

日本には明治維新前後にクリケットが伝わりました。

神戸外国語大学のクリケットクラブが日本初のクリケットクラブとして誕生し、

その後他の大学でも活動が始まりました。

ちなみに今、栃木県佐野市が『クリケットのまち』として10年以上前から活動していて、注目を浴びているそうですよ!

 

クリケットはあまり知られていないスポーツかもしれませんが、

その歴史や特徴は興味深いものがたくさんありますね!

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