【一分雑学】眠れない人必見! 体温変化が良質な睡眠のコツ
恒温動物である人間は、常に一定の体温をキープしているように思いきや、一日の中でゆるやかに体温が変動しています。
この体温変化を味方につけると、睡眠の質が格段に上がります。
良い睡眠をとるコツとは
結論から言うと、
体温が下がると眠くなるので、まずは体温を上げることを考える
というのが良い睡眠のコツです。
以下、少し説明を加えます。
通常、朝の起床前が最も体温が低く、目が覚めてから徐々に体温が上がり、午後4~6時がピークとなります。
夜になるとメラトニンの働きでゆるやかに下降していきます。その結果、体温が下がるので眠気が出てくるという仕組みです。
意図的に体温を上げることで入眠しやすくする
以上のことから、意図的に体温を上げた状態を作れば、その後は下がりますから眠くなりやすくなるということが言えます。
良い方法は以下の2つです。
①ウォーキングやジョギング
軽い有酸素運動を20~30分ほど行います。じんわりと汗をかく程度で大丈夫です。
行う時間は夕方が良いでしょう。
通勤に電車を使っている方は、一駅手前で降りて歩いて帰るという方法があります。
他にも、あまり無理しない程度にジムで身体を動かすというのもおすすめです。
②入浴
運動よりも手軽に行えるのが入浴です。
特に良いのが半身浴です。みぞおちくらいのお湯をためて、15~20分程度入るといいです。
湯冷めの効果で眠くなるはずです。
①と②のどちらも激しすぎる運動や熱湯では、交感神経が優位になってしまい、逆効果になる可能性がありますので、ご自身で試しながら最適な方法を見つけてください。