【一分雑学】国内の合戦で最も多くの軍勢が対決した戦いは?

日本国内で合戦が盛んに行われた時代といえば、その名の通り『戦国時代』です。

有名なところで言うと、関ケ原の合戦、川中島の戦い、桶狭間の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦いなど歴史マニアでなくても名前くらいは聞いたことのある戦いが多くあります。

ところで、戦国時代に限らず、そういった合戦の中で敵味方含め最も多くの人数が動員されたものをご存知でしょうか?

敵味方合わせて最も多い軍勢が参加した戦いとは

結論から言うと

大阪冬の陣

です。

以下、少し解説を加えます。

 

関ケ原の戦いの参加人数は

日本国内で最も多い参加人数の合戦と言われれば、関ケ原の戦いを挙げる方が多いかと思います。

天下分け目の合戦と呼ばれ、日本歴史上屈指の知名度を誇る関ケ原の戦いですが、東軍約10万人、西軍約9万人の合わせて計19万人と言われています。

 

それよりも多かったのが、天下人・豊臣秀吉没後に起こった豊臣方と、江戸幕府を開いた徳川家康がぶつかった大阪の陣の最初の合戦である『大阪冬の陣』です。

冬の陣では合計約29万人、その次の年に行われた大阪夏の陣でも徳川方約16万5千人、豊臣方約5万5千人の合計約22万人が参加しています。

1603年に徳川家康が江戸幕府を開いたことで戦国時代は終わりを告げましたが、その11年後の1614年、そして1615年にかつてない規模の戦いが起こったということです。

 

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