【一分雑学】おなかが鳴るのはなぜ?
仕事中、授業中など静まり返っているときにおなかが『グー、キュルキュル』と鳴ることありませんか?
静かなだけに、とても音が響いて恥ずかしいものです。
なぜ、そんなにおなかが鳴るのかご存知ですか?
おなかが鳴る理由
結論から言うと、
胃の蠕動(ぜんどう)運動によって空気やガスが音を出すから
です。
以下、少しだけ説明します。
音を出す胃の動き
蠕動(ぜんどう)運動というのは、胃が食べ物を消化するために行う活動のことで、ミミズがもぞもぞ前進しているときのような動きのことです。
つまり胃は縮んだり、伸びたりして食べ物を消化し、腸へ送っているわけです。
食べ物を送った後の胃には空気やガスが入っていて風船のような状態になっています。
そして、空腹になると、脳は「おなかが空いた」という指令(摂食中枢)を胃に送ります。
指令を受けた胃は「おなかが空いた」と蠕動運動を始めますが、このとき胃には空気と胃液しかないので、蠕動運動で移動した空気が「グー、キュルキュル」というような音を出すというわけです。