【一分雑学】学問の神様、菅原道真の学生時代の成績は?

学問の神様として知られる菅原道真公。

学者の家系ながら宇多天皇に抜擢されて、最終的に、今でいうところの総理大臣に当たる左大臣に次ぐ官職である右大臣にまで上り詰めたエリートです。

ところで、この菅原道真公がエリートであることに間違いないのですが、学生時代の成績はどの程度のものだったのでしょう?

 

 

菅原道真の学生時代の成績は

結論から言うと、菅原道真の学生時代の成績は

中の上

くらいだったとされています。

 

以下、少し説明を加えます。

 

当時、学制は『文章生(もんじょうせい)』と『文章得業生(もんじょうとくぎょうせい)』の二つに分かれていました。

それぞれ文章生は下級官僚養成課程、文章得業生は高級官僚養成課程でした。

菅良道真は文章得業生でした。

高級官僚といえば今でいうところの国家公務員にあたるわけですから、菅良道真がいわゆる秀才であったことは間違いありません。

その中で、中の上くらいの成績だったとはいえ、当時としてはトップ層ですね。

 

ちなみに、菅原道真の卒業論文のテーマは『地震を弁ず』だったそうです。

平安時代の学問といえば、四書五経というようなイメージがありますが、意外と実際的な学問もやっていたというのが窺えて面白いですね。

 

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