【一分雑学】なぜ睡眠が必要なのか脳の構造から簡潔に説明
仕事で忙しい。休みになったらずっと遊んでいたい。そう思ったときに、犠牲になりがちなのが睡眠時間です。
一日24時間は誰にとっても平等なので、ついつい寝ないことを選んでしまいがちですが、永遠に寝ないといことは不可能です。
集中力がなくなったり、3日以上寝ずにいると幻視や幻聴に見舞われることもあります。
なぜ、こんなことが起きるのかというと、脳の構造を理解するとわかりやすいです。
なぜ睡眠が必要なのか、脳の構造で理解
睡眠が必要な理由は
眠らない脳と眠りが必要な脳に分かれている
からです。
以下、少し説明を加えます。
眠らない脳・・・呼吸や体温維持を司る(視床下部、視床、中脳、橋、延髄)
眠りが必要な脳・・・情報処理、思考、創造、記憶を司る(大脳新皮質)
つまり、簡単に言うと、この眠りが必要な脳(大脳新皮質)のために眠っているといっても過言ではありません。
大脳新皮質は高度な精神活動を行っているため、脳に疲労が溜まり、どんどん働きが鈍ります。
このせいで、長時間起きていると集中力が落ち、しまいには幻覚や幻聴などに見舞われるというわけです。
定期的に休ませなければいけないので、睡眠が必要だということですね。