インスタントコーヒーをおいしく飲む方法、コツ
By: Mike Mozart
時間がないときにさっと淹れられてすぐに飲めるインスタントコーヒーです。
しかし、インスタントコーヒーのデメリットとして、味や風味が落ちるところが挙げられます。
それを少しでも美味しく飲めるようにする方法を紹介します。
製法によって淹れ方を分ける
インスタントコーヒーには製法が大きく分けて２種類あります。
それがスプレードライ製法とフリーズドライ製法です。
これを用途によって使い分ける事で、より美味しいコーヒーを飲むことができます。
スプレードライ製法のインスタントコーヒーを美味しく飲む
アイスコーヒーを楽しむなら、スプレードライ製法のインスタントコーヒーを選んでください。
スプレードライ製法のコーヒーは、粉状になっているので非常に溶けやすくなっています。
しかし、熱した鉄板に霧吹きでコーヒー駅を吹きかけて蒸発させるという製法ですので、その過程で風味が飛び、焦げたような味がします。
その苦味を楽しめる人はいいのですが、苦手な方はお湯や水の量で調整して飲んでください。
フリーズドライ製法のインスタントコーヒーを美味しく飲む
フリーズドライ製法はコーヒーを凍らせて細かく砕いて、真空状態にしてから水分を蒸発させるという製法です。
こちらは一粒一粒が大きいので水には溶けにくくなっています。
ホットで飲む場合はフリーズドライ製法の商品の方が、香りも味も向いていると思います。
注意したい温度の話
美味しく飲む淹れ方のコツは、熱すぎないお湯で淹れることも大切なポイントです。
熱すぎるお湯では苦みが増してしまうので、本来の美味しさが分からなくなってしまいます。
逆に60℃を切るぬるめのお湯では今度は酸味が増してしまうので、80℃から90℃くらいがちょうどいいと言われています。
水の話はこちらもご覧ください。
溶け残りを防ぐために
インスタントコーヒーを淹れる場合（ホット、アイスともに）、コーヒーを少量のお湯や水で溶いて練った方が溶け残りがなく飲むことができます。
コーヒーを入れる時に一番嫌なのは溶け残りを最後に飲むことだと思います。
温度をしっかり見て混ぜることで残ることなく飲みきることができるので、試してみて下さい。
ひと手間を加えて美味しく飲む
また飲む前のコーヒーをフライパンで少し煎ると、更に風味が増して美味しく感じられます。
ちょっとアレンジ
アレンジとしては、水を少なめにして牛乳を入れるとカフェオレになります。
この場合は低い温度でも良いので、水少量と牛乳を好きなだけ入れてからインスタントコーヒー入れ、混ぜることなく電子レンジに入れて加熱します。
ちょうどいい温度になったらスプーンでよかき混ぜてください。
これでカフェオレが完成です。
By: Mike Mozart
まとめ
ちょっと休憩をしたいときや、おやつ代わりにコーヒーを飲む人は多いと思います。
自宅で飲むときにも豆を挽くところから始める人、ドリップで淹れる人が増えているようです。
ですが、簡単に淹れられるインスタントコーヒーも常備しておくとべんりですよね。