ドリップコーヒーとは? ペーパードリップでのコーヒーの入れ方、コツ
コーヒーの入れ方は水出しやフレンチプレスといった複数の方法があり、なかでも最も有名なのがドリップです。
これはコーヒーを濾して入れる方法で、専用のペーパーフィルターを使うことが多く「ペーパードリップ」と呼ばれています。
ペーパードリップは家庭でも手軽に出来る入れ方で、少しのコツを掴めば喫茶店で出されるコーヒーと変わらない味を自宅で楽しめます。
ペーパードリップ、豆の準備
ペーパードリップは、コーヒー豆を挽くことから始めます。
ミルという道具を使い、コーヒー豆を粉状にするのです。挽き具合はミルで設定することが可能で、ドリップコーヒーの場合は中細挽きと言われる挽き方が最適です。
挽くときに出来るだけ熱を与えないようにゆっくりと、さらに粉の粗さが均一になるように注意しながら挽くことがコツです。
また、細く挽くほど苦みが強まり、逆に荒く挽くほど苦みが弱まるため、好みに合わせて挽き具合を変えてみるのも良いでしょう。
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ペーパードリップでの淹れ方
粉が準備できたら、ペーパーフィルターを用意します。
ドリッパーにセットし、粉を入れます。
粉の量は何杯分を入れるかによって変わり、一杯分であれば10グラム程度、二杯分であれば17グラム程度が望ましいと言えます。
用意する数に合わせて粉を倍増させる必要は無く、少し少ないくらいが適量です。
そしてお湯を注いでいきます。
ペーパードリップではお湯の注ぎ方が最大のポイントになります。
まず、お湯を粉に近い位置で「の」の字を描くように3周程度注ぎます。
そのまま30秒程度蒸らし、再びお湯を注いでいきます。
また同じように「の」の字を描くようにゆっくりと注ぎ、コーヒーがカップに落ちきらないうちに続けてお湯を注ぎます。
コーヒーが落ちきってしまうと、濁りが発生し、飲んだときに渋みが出てしまうのです。
コップにコーヒーが一杯になるまで繰り返し、最後はペーパーフィルターに注いだお湯がコップに落ちきらないようにコップからドリッパーを外します。
注意点
注意点として、お湯がフィルターにかからないように気をつけましょう。お湯が粉に触れずにコップに落ちてしまうため、味が出なくなってしまいます。
粉に直接注ぐことが重要です。
以上がペーパードリップの最適な入れ方です。
淹れ方のコツ
コツはコーヒー豆の挽き具合とお湯の注ぎ方です。
慣れないうちは一度に多くのお湯を注いでしまいがちですが、コーヒーは毎日入れても飲み続けられるので練習回数も自然と増え、いつの間にか上手に入れられるようになっているはずです。