【一分雑学】日本で最初に『乾杯』をした人物とは?

2024年5月21日

古今東西、飲み会は常に開かれていましたが、飲み会といえば最初に『乾杯』をするのが作法というかお決まりのようなものです。

しかし、この『乾杯』はいつから始まって誰が最初にしたのでしょうか?

 

乾杯をした最初の日本人は井上信濃守

日本で始まったのは幕末の日英和親条約のときだというから1854(安政1)年です。

イギリスから派遣されたエルギン伯との宴席が持たれました。

ここでエルギン伯は幕府側の井上信濃守(井上清直)に、「イギリスでは元首の健康を願って杯を交わす習慣がある」と説明し、乾杯を提案しました。

馴染みのない習慣に戸惑った井上信濃守ですが、せっかくの誘いを断るのも非礼だと考え、突然立ち上がって「乾杯」と叫んで着席したそうです。

静かだった周囲の者は、井上の突然の行動に大爆笑。

これが日本での最初の乾杯だと言われています。

乾杯はどこでいつから?

諸説ありますが、グラスを合わせる乾杯の習慣は古代ギリシャまで遡るそうです。

グラスを合わせた勢いで両者の飲み物が混じるため、それで毒物などが混入されていないことがわかる、ということらしいです。

 

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