【一分雑学】リーバイスの大戦モデルって?
アメカジ古着好きなら一度は聞いたことのあるリーバイスジーンズの『大戦モデル』。
古くて価値があるというのはわかるが、それ以上のことは知らないという人はいませんか?
箇条書きにしてまとめましたので、話のネタにでもどうぞ。
リーバイスジーンズの大戦モデルとは
概要と特徴を箇条書きしておきます。
概要
- 第二次大戦中(1942~46年)に製造されたモデル
『S501XX』という品番 - 品番の『S』はSimplified(簡素化された)という意味
- 戦争による物資統制のため政府からの要請でジーンズの各部を簡素化
- 簡素化したものの生地にはこだわってむしろ頑丈になった(デニム生地の重さを表す単位であるオンスが上がった)
- マニアックなヴィンテージ愛好家に人気
特徴
- 月桂樹刻印のボタンや無地のドーナツ型ボタンなどの廉価な既製パーツ
- フライフロントが通常より少ない(ボタン数が少ない)
- ポケットの裏地を軍用のヘリンボーンツイルやチェックのシャツ地で代用
- コインポケットのリベットが省略
- バックポケットのステッチはペイントに変更
- 赤タブのブランド名は片面のみ(裏は無地 ※大戦モデルだけでなく’50年代中頃まで)