【一分雑学】『月並』が平凡を意味する理由に関わった有名人

月並といえば、平凡を表す言葉です。

しかし、『月』と言うと夜空に出てくるお月様のことを思い浮かべる方も多いはずです。

お月様は唯一無二の存在なのに、そんな月を使う言葉が平凡を表すのはなぜでしょう?

また、それを意味するようになったことに関わった有名人をご存知ですか?

月並が平凡を表す理由

結論から言うと

正岡子規が、月並俳諧で読まれる俳句がありがちなものばかりだと批判した

からです。

以下、少しくわしく紹介します。

 

そもそも月並とは『毎月の』『月に一度の』といった意味で使われていた言葉です。

その意味で、江戸時代の末から昭和にかけて、月ごとの俳句を詠む会が『月並俳諧』と呼ばれていました。

この会で詠まれている俳句が陳腐で理屈がちなものが多かったので、俳句や短歌の革新につとめていた正岡子規が批判するに至ったということです。

正岡子規

 

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