【一分雑学】乗り物酔いをする原因とは
旅行、遠足など楽しいイベントではありますが、乗り物しやすい人にとっては憂鬱なものかもしれません。
この乗り物酔いという現象、どうやって起こっているのでしょう?
乗り物酔いの原因
結論から言うと、
耳の奥にある三半規管や耳石がバランスをとれなくなるから
です。
以下、少し説明を加えます。
脳へ正常なバランス感覚が伝わらないことが原因
専門的には乗り物酔いのことを『動揺病』『加速度病』と呼びます。
乗り物が発する振動が原因で、耳の中にある三半規管や耳石がバランスをとれなくなり、めまいや吐き気、頭痛などが起こります。
三半規管は人の平衡感覚を保つために重要な機関です。
ところが、乗り物に乗って座っていると、体は落ち着いているのに前後左右に揺さぶられるというイレギュラーな状態になります。
すると三半規管がバランスを崩し、脳へうまくバランス感覚を伝えられなくなり、指令がちゃんと伝わってこなくなった脳は自律神経を乱し、内臓にまで影響が及ぶことになります。
乗車前の食事、睡眠はしっかりとり、乗車中の読書やゲームは控えるようにしましょう。