【一分雑学】フェンシングの3種目について手短に説明
フェンシングは、選手同士が向き合い、片手に持った剣で互いの有効面を攻防する競技です。
このスポーツは3つの種目に分かれており、それぞれ異なる特徴があります。
フルーレ
・フランスの『flueuret』に由来。
・「優先権」を尊重する種目。剣を持って向かい合った両選手のうち、先に腕を伸ばし剣先を相手に向けた方に「優先権」が生じる
・有効面は胴体のみ(背中を含む)。攻撃、防御、反撃、再反撃といった瞬時の技と動作の応酬が見どころ
エペ
・全身すべてが有効面で、先に突いた方にポイント
・両者同時に突いた場合は双方のポイント
・前腕を狙っての攻防から一転、スピーディかつ変化に富んだ試合展開が見どころ
サーブル
・ハンガリー騎兵隊の剣技から競技化した種目
・「斬り(カット)」と「突き」がある
・上半身のみが有効面で、よりダイナミックな攻防が見られる
フェンシングはオリンピック競技にも採用されており、スピーディで戦略的な試合展開が魅力です。