【一分雑学】『ヤバイ』の語源って何?
今では良い意味でも悪い意味でも使う『ヤバイ』ですが、2000年代になる前までは悪い意味でしか使っていなかった言葉です。
言葉というものは移り変わるものですが、そもそもヤバイという言葉はどういう語源なのでしょう?
『ヤバイ』の語源
『ヤバい』の語源は2つの説があります。
江戸時代のある場所から
一つは江戸時代に遡るもので、「矢場」という言葉が関係しています。
矢場は表向きは射的遊技の的場を指していましたが、実際には売春の場所として使われていたため、隠語として「矢場い」が生まれ、さらに危険な状況を表す形容詞として「ヤバい」が広まったとされています。
刑事の隠語から
もう一つの説は、泥棒が刑事を「やば」と呼んでいたことから、その形容詞形が「やばい」になったというものです。
現代では「ヤバい」は「危ない」だけでなく、良い意味でも使われていますが、こうやって見てみると語源は良い意味ではありません。
言葉というものは面白いものですね。