【一分雑学】アジサイの花の色が変わる理由は?
梅雨の風物詩といえば、紫陽花(アジサイ)の花。
そのアジサイの特徴といえば、色の変化ですよね。
あまり気にしたことのない人もいるとは思いますが、最初は薄い緑色をしていて、だんだんとピンクや紫などに色を変えていきます。
この現象ってなぜでしょうか?
アジサイの花の色が変わる理由
実はこれ、花が埋まっている土に原因がありました。
花や作物を育てるのに適した酸度のことを『適正pH』といいますが、アジサイの適正pHはpH6くらいの弱酸性です。
花が埋まっている土がこれより酸度が強いと、花は青みがかった色になります。
アルカリ度が強いと、赤みがかった色になります。
同じ株なのに色が違うこともありますが、これは根がそれぞれ酸性の場所とアルカリ性の場所に伸びているせいです。
アジサイって土の微妙な変化を敏感に読み取っているんですね。