【一分雑学】野球が9回制になった興味深い理由

日本の国民的スポーツといえば野球の名前が必ず挙がります。

幾多のドラマを生み続けてきた野球ですが、延長がなければ9回表裏の攻防で終わります。

当たり前のように9回までになっていますが、よく考えるとなぜ『9』なのでしょう?

野球が9回までになった経緯

以下、見やすいように経緯を箇条書きしておきます。

・『9回制』を作ったのはアメリカの実業家、アレクサンダー・カートライト氏

・社交クラブのレクリエーションで野球をしていた

・当時(19世紀半ば)のルールでは『21点先取制』だった

・試合後、パーティーを催していたが、終了時間の目安がなかったので料理担当のコックたちが不満を募らせたのでカートライト氏が回数(イニング)で区切ることを考えた

 

そして、その回数を9回までにした理由ですが・・・

 

野球が9回までになった理由

以下の、2つの説があります。

① 12進法の影響説説

当時、アメリカでは12進法が主流だったので12回としたが、時間がかかったので3回削った。

② キリスト教の三位一体からとった説

キリスト教では3という数字が完全な数字とされています。この考え方から、3回までだと試合がすぐに終わってしまうため、3を3回繰り返す「9回」になった。

 

野球のルールは、歴史的な背景や文化的な要素から生まれたものであり、
その面白い経緯が今でも私たちに楽しみを提供していますね。

 

関連記事