【一分雑学】日本で初めてパスポートをもらった人、知ってますか?
海外旅行へ行くときに必ず携帯しないといけないのが、何はさておきパスポートですよね。
準備万端で空港に着いたのに、パスポートがなくて飛行機への搭乗が認められなかったというのは他人のことなら笑い話ですが、本人にとっては悲劇以外の何物でもありません。
そんな大事なパスポートですが、いつからあって誰が最初にもらったのでしょう?
日本で初めてパスポートをもらった人は・・・
結論から言うと
隅田川浪五郎
という人物です。
以下、少し説明を加えます。
この隅田川浪五郎さんは『帝国日本芸人一座』というサーカス団の一員です。
興行でアメリカへ渡るためにパスポート、当時の名称で言うところの『海外行御印章』をとりました。
この海外行御印章が発行されるようになったのは、なんと江戸時代です。
1866年に商人や留学生が海外へ行くことを認める決まりごと『海外渡航差許布告』が発令されました。
これにより、申請して許可を得れば海外へいくことができるようになり、そこで発行されるようになったのが、『海外行御印章』ということです。