【一分雑学】缶詰の開発にかかわった意外な有名人とは
私たちが生まれたときには当たり前のようにあった缶詰。
長期間の保存に大変便利なので、自宅にある災害時の緊急セットの中に入れている人も多いのではないでしょうか?
ところで、この缶詰がいつどこで生まれたものなのかご存知でしょうか?
缶詰の発祥は?
缶詰が誕生したのは200年も前にさかのぼります。
19世紀初頭のフランス。
世界的に有名なあの皇帝ナポレオンが戦地で携帯しやすく、日持ちのする保存方法を募集しました。
1804年に採用されたのは、ニコラ・アペールという人物が考えた、『瓶に食材を詰めて沸騰過熱して中の空気を抜き、コルクで栓をする』という案でした。
缶詰のその後
採用されたニコラ・アペールの案ですが、実用化されたものの、重く落とすと割れるといったデメリットがありました。
それを改良していった結果、ブリキの容器に食材を詰めるアイデアが登場、缶詰の元祖となりました。
そして、1820年にはアメリカに伝えられ、日本に来たのは1871(明治4)年のことで、最初に作られたのはイワシの缶詰だったとのことです。