【一分雑学】三振を『K』と書くのはなぜか知ってる?
野球発祥の地といえばアメリカというのが定説ですので、そこで書かれて始めたと考えるのが普通です。
でも、英語で三振は『Strike Out』。
頭文字をとるならKではなくSとなるはずですよね。不思議に思いませんか?
三振がKと表記される理由
諸説あるとされていますが、もっとも有力なのがやはり『Strike Out』からとったとされるものです。
本来ならSとなるところですが、Sは他にも『Sacrifice(犠打)』『Steal(盗塁)』『Steal Out(盗塁死)』などいくつもあるので、SではなくKをとったという説です。
しかし、これには別の説もあって、
①「Struck」の「K」から取った説: 19世紀のスポーツライター、ヘンリー・チャドウィックが考案したとされています。当時の野球用語には「S」から始まる言葉が多く、三振を「Strike」の過去形「Struck」で表現し、「K」が採用されたとされています。
②「Killed」の「K」から取った説: 三振は打者が「死」となることを意味します。この「Killed」の「K」を採用したという説もあります。
③偶然「K」になった説: ルールブックの編集者がランダムにアルファベットを割り当てた際、三振が偶然「K」となったとされています。
①は最初の説とほぼ同じですが、ちょっとだけ違いますね。
最初に挙げた説と①を信じるのであれば、やはり『Strike(Struck)』のKからとったというのが真相に近そうですね。