【一分雑学】経営の神様、松下幸之助の名言
松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)を興し、『経営の神様』と呼ばれた松下幸之助は、一方で、人的資本経営や文化に取り組む出版活動を行うPHP研究所を立ち上げたり、松下政経塾を創立して政治家の育成に取り組んだりと、数々の業績をあげ、社会貢献活動にも取り組みました。
一起業家という枠には収まらない松下幸之助の名言をご覧ください。
『経営の神様』松下幸之助の名言
「人より一時間余計に働くことは尊い。 努力である。 勤勉である。 だが、いままでよりも一時間少なく働いて、いままで以上の成果を挙げることもまた尊い。 そこに人間の働き方の進歩があるのではないだろうか」
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければそれは成功になる」
「松下電器は人を作るところでございます。 併せて商品も作っております」
「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」
「企業は人なり」
「無理に売るな。 客の好むものも売るな。 客のためになるものを売れ」
「人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。 けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである」
「素直な心で見るということが極めて大事だ。 そうすれば、事をやっていいか悪いかの判断というものは、おのずとついてくる」
「経営者にとって大事なことは、何と言っても人柄やな。 結局これに尽きるといっても、構わんほどや。 まず、温かい心というか、思いやりの心を持っておるかどうかということやね」
「山は西からも東からでも登れる。 自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける」
「どうしてみんなあんなに、他人と同じことをやりたがるのだろう。 自分は自分である。 何億の人間がいても自分は自分である。 そこに自分の自信があり、誇りがある。 そしてこんな人こそが、社会の繁栄のために本当に必要なのである」
「私には3つの財産がある。 それは学校へ行かなかったこと。 健康に優れなかったこと。 そして、決断に弱かったことだ。 だから、人が教えてくれたり、助けてくれたりして成功した」
「誠意や真心から出た言葉や行動は、それ自体が尊く、相手の心を打つものです」
「誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。 本当に正しく反省する。 そうすると次に何をすべきか、何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。 それで成長していくわけや、人間として」
人を大事にし、育てることを第一に考えていたことがわかるような言葉の数々でしたね。