フレンチプレスとは? その淹れ方と味の特徴
最近、スペシャリティコーヒーの普及と共に、脚光を浴びているフレンチプレス。
日本では紅茶の飲み方としてのイメージが強いかもしれませんが、フレンチプレスでコーヒーを飲むとドリップ式とはまた違った味が楽しめますよ。
フレンチプレスとは
フレンチプレスとは、フランスで流行したため、「フレンチプレス」と呼ばれるようになったされています。
ヨーロッパでは一般的な方法ですが、日本では紅茶というイメージを持たれる方が多いようです。
俗にフレンチプレス(コーヒープレス、プランジャーポット、カフェプレスとも)と呼ばれる抽出器から、その飲み方の名前になりました。
フレンチプレスに適した焙煎度合、メッシュなど
焙煎度合・・・深煎り
メッシュ・・・中粗挽き
分量・・・350ccのお湯なら16g、500ccなら24g、1,000ccなら42g
湯温・・・沸騰直後の熱湯
フレンチプレスの淹れ方
出典:http://image.rakuten.co.jp/auc-utsuwayasan/cabinet/item-images/bm-005-sub.jpg
①
・フレンチプレスの蓋を取り、プランジャーを引き上げておく。
・ポットの中に粉を入れ、平らにならす。
②
・熱湯を半分の高さまで注ぐ。ここから4分間計る。
・30秒ほどむらす。
・液面が下がってきたら、再度湯を注ぐ。
③
蓋をして待つ。時間になったら(4分経ったら)プランジャーを下げ、ゆっくりと押し下げる。
④
出来上がり。いつくかのカップに注ぐときは均等になるよう回し注ぎをする。
フレンチプレスで淹れたコーヒーの特徴
特徴としては、お湯と豆がふれあう時間が長いため油分まで楽しむことができることです。
ペーパードリップと違い、フレンチプレスで入れた場合、コーヒー豆の油分がコーヒーオイルとなって表面に浮かびます。
そのおかげで香りと味が豊かになり、まろやかな口当たりが楽しめます。
反面、それが苦手な人もいるので好みがはっきり分かれます。
フレンチプレスで淹れるメリット
ドリップのようにお湯の量や蒸らし時間に気を付けなくてもよいので失敗が少ないことが特徴です。
抽出手順がシンプルで難しい技術が必要なく、誰でもできるので家庭でもカフェ同様のコーヒーを味わえます。
それに加え、コーヒー粉の分量や湯量、時間を毎回同じものにすれば味のブレがないことです。
再現性が高いので、いつも美味しいコーヒーを飲めます。
ですので、豆のテイスティングにも適しています。
また紙フィルターが要らないため、エコであるともいえます。
フレンチプレスで淹れるデメリット
強いて挙げるなら、コーヒーの個性を引き出すために、あまり質の悪いコーヒーを使うと、その良くない部分まで引き出してしまうことです。
まとめ
初心者でもカフェで飲むようなコーヒーの風味と味を再現できるフレンチプレス。
お湯を入れて待つだけという手軽さも良いですね。
是非、フレンチプレスを購入して、ご自宅でもまろやかな味を楽しんでください。
価格:1,015円 |