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ブラックコーヒーでダイエットして痩せる方法、筋肉疲労回復効果も

      2016/01/30

ダイエットを行うことは若々しく美しいスタイルを維持するのはもちろん、健康にも良い影響を期待することができます。

とはいえ、ダイエットは食費制限や運動などやはりつらいもの、我慢しなくてはいけないものというイメージもあり、なかなか続けられない、思ったような結果が出せないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

つらい方法では長続きさせることは難しいので、やはり楽しみながら行える方法を取りいれていきたいものです。

コーヒーは多くの人に愛される飲料ですが、コーヒーがお好きな方はそれを活用してみてはいかがでしょうか。

砂糖やミルクを利用しないブラックコーヒーならダイエット効果があるようですよ。

 

コーヒーのダイエット効果

コーヒーにはカフェイン、そしてクロロゲン酸が含まれており、これらはダイエットに良いとされています。

カフェインのダイエット効果

ご存知の方が多いと思いますが、人間の神経の仕組みとして、『交感神経』と『副交感神経』があります。

そのうち、身体を動かしているときに優位になる交感神経の働きを活性化する作用が、コーヒーにはあります。

交感神経が優位になると、細胞に蓄えられた脂肪がエネルギーとして消費されやすくなります。

ですので、カフェインはダイエット効果があると言われるのです。

 

また、カフェインはリパーゼと呼ばれる脂肪分解酵素の働きを活発にするのに役立ってくれます。

 

更に、血行促進する効果もありますので、代謝アップにも役立ちます。

 

カフェインのデメリット

しかし、過剰に摂取してしまうと、カフェインの利尿作用で身体に”むくみ”を生じさせてしまいます。

これには3つの理由があります。

 

1. むくみを生じさせるナトリウムを排出させる効果のあるカリウムをカフェインが消耗してしまう
2. 鉄分の吸収を妨げるため、赤血球の働きが悪くなり、血液の流れが阻害されて身体がむくむ
3. 脱水症状を引き起こすと、身体がそれ以上水分を逃さないようにしてむくむ

 

クロロゲン酸のダイエット効果

クロロゲン酸はコーヒーの成分の5%~10%を占めていて、実はカフェインよりも含有量が多いことがわかっています。

 

ダイエット効果としては、クロロゲン酸には脂肪の蓄積を抑える働きがあります。

ですから、カフェインの脂肪燃焼効果と合わせると、かなりのダイエット効果を見込めます。

 

その他にも、クロロゲン酸には以下のような身体に良い効果があることがわかっています。

抗酸化作用、糖尿病の予防、糖分の吸収を遅らせる、コレステロールの抑制、血糖値の上昇を抑制

 

また、この他にもコーヒーには筋肉疲労を回復してくれる働きもありますので、ダイエットに運動を取りいれている人におすすめの飲み物であると言えます。

 


 

飲み方と注意点

いくつか注意点があります。

1日の摂取量は3~5杯

一日にカフェインを分解できる量は500mgと言われています。

一般的なコーヒーカップ1杯(150ml)に含まれるカフェインはドリップコーヒーなら100ml(インスタントコーヒーなら65ml)とされているからです。

 

必ずブラックで飲む

ご存知の通り、砂糖は糖分ですのでダイエットには大敵です。

 

深煎りではなく、浅煎りのコーヒー豆を使う

ダイエット効果をもたらしてくれるクロロゲン酸が熱に弱い特徴を持つためです。

 

ダイエット効果を得るためにコーヒーを飲むタイミング

ブラックコーヒーはホット、アイスで飲むことができますが、ダイエット目的であればやはり体の冷えを防ぐホットにしておくことがおすすめです。

 

1. 有酸素運動する30分前に飲む

カフェインは摂取後30分すると効果を発揮し始めます。

交感神経に作用し、アドレナリンを分泌して脂肪が燃焼しやすい形にしてくれます。

ですから、有酸素運動をする際に、脂肪燃焼効果をより高めてくれるというわけです。

 

2. 食後に飲む

カフェインは胃液の分泌を活発にしてくれます。

その効果で消化が促進されます。

ですので、食後に飲むことで消化がスムーズになります。

 

まとめ

過剰摂取はいけませんが、それは他の食品でも同じことですね。

適量飲むことで、ダイエット効果だけでなく、他の良い効果もあるようです。

とはいえ、コーヒーを飲んでいれば何を食べても良いというわけではありませんので、食事内容にも気をつけ、運動も適度に取りいれていきましょう。


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