カフェインレスコーヒーとは？おすすめのデカフェも紹介

2016/01/08

デカフェとも呼ばれるカフェインレスコーヒーは、根強い人気があります。

カフェインレスコーヒーとは？

カフェインレスコーヒーとは、コーヒー豆からカフェインを取り除く処理をして作ったものです。

カフェインの含有量が限りなく０に近いもの、つまり、ほとんど入っていないけど少しは含まれているというのがカフェインレスです。

欧米では健康のためカフェインをとりたくないと考えている人々に広く受け入れられていて、メジャーとなっています。

カフェインが身体に与えるメリットより、デメリットが優っていると考える健康志向に人々の間では、ポピュラーな存在になりつつあります。

世界のコーヒー市場の約10％を占めているという調査結果もあります。

・コーヒーの風味が好きな健康志向の方

・妊娠しているが、コーヒーを楽しみたい女性

脱カフェイン処理には主に3つの方法があります。

一つ目は薬品を使う方法です。

有機溶剤で溶かしてカフェインをなくす方法で、カフェイン以外の成分も失われやすく、味や香りが悪くなるというデメリットがあります。

また、有機溶剤が直接生豆に接するために消費者が安全面に不安を抱きやすいということもあり、現在日本では禁止されています。

二つ目は水と有機溶剤を使う方法です。

まず生豆から水に溶ける成分を抽出します。

そして、その水の中のカフェインを薬で失くし、さらに薬で除去して生豆に戻します。

薬が直接生豆に接することがないので安全で、二段階抽出によりカフェイン以外の成分の損失が抑えられています。

商品に特に記載がなければだいたいこのやり方をしています。

最後に、最も優れた脱カフェイン法とされているのが、一定以上の温度、圧力を加えて、気体と液体の両方の性質を兼ね備えた超臨界二酸化炭素でカフェインを取り除く方法です。

処理の後で超臨界二酸化炭素が残っても、毒性はなく安全で、企業もこの方法をアピールしているので分かり易いです。

しかし、コストがかかるので、コーヒー豆自体が高価なものになりがちです。

さまざまなメーカーから発売されていますが、中には普通のコーヒーと変わりないような味のものもあります。

カフェインレスを淹れてくれるカフェで飲んだり、自宅や会社で買ってきて楽しんだりできます。

米国系のカフェ、もしくはインターネットで購入してください。

インスタントでも発売されており、体のことを考えながら飲んで楽しめます。